主成分:サルブタモール硫酸塩(Salbutamol sulfate)
●この薬の作用と効果について
アドレナリン作動性β2受容体刺激により、気管支を拡張します。
通常、気管支喘息、小児喘息、肺気腫、急・慢性気管支炎、肺結核などの喘息発作治療に用いられます。
この薬は、喘息発作があらわれた時のみに使用します。
●用法・用量(この薬の使い方)
•通常、成人は1回2吸入(サルブタモールとして200μg)、小児は1回1吸入(100μg)を吸入しますが、年齢・症状により適宜増減されます。
必ず指示された使用方法に従ってください。
1日の最高使用量は、成人8吸入、小児4吸入まで、使用回数は1日4回までです。
•使用する時は〔アイロミールエアゾール100μgをお使いになる患者さんと保護者の方へ〕をよく読んで使用してください。
•吸入後はうがいをしてください。
•発作時に成人は2吸入、小児は1吸入してください。
通常3時間以上効果が続きます。
もし、効果が3時間持続しない場合は、医師に相談してください。
●この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)
主な副作用として、発疹などが報告されています。
このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
•脈が乱れる、脱力感、息苦しい[血清カリウム値の低下]
以上
ラベル:β2受容体刺激