2014年07月29日

商品名:アクディームシロップ0.5%は何の薬?

●商品名:アクディームシロップ0.5%


●主成分:リゾチーム塩酸塩(Lysozyme


●この薬の作用と効果について

抗炎症作用、喀痰喀出・膿粘液分解作用があり、炎症による腫れを抑え、痰・鼻汁を分解して出やすくします。

通常、慢性副鼻腔炎の腫脹の緩解、気管支炎・気管支喘息・気管支拡張症の痰の排出困難に使用されます。


●用法・用量(この薬の使い方)

•通常、小児は次の1回量を1日3回服用します。

2歳未満1〜2mL〔主成分として5〜10mg(力価)〕、2〜6歳2〜2.7mL〔主成分として10〜13.3mg(力価)〕、7〜14歳2.7〜4mL〔主成分として13.3〜20mg(力価)〕。

なお、症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。


●この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹・発赤、吐き気、下痢などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。

このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・呼吸困難、顔面などの浮腫、蕁麻疹[ショック、アナフィラキシー様症状]

・高熱、皮膚の広い範囲が赤くなる、眼の充血[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]

以上
posted by ホーライ at 20:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 酵素製剤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月27日

商品名:アクテムラ点滴静注用200mgは何の薬?

●商品名:アクテムラ点滴静注用200mg


●主成分:トシリズマブ(遺伝子組換え)(Tocilizumab)


●この薬の作用と効果について

インターロイキン6(IL-6)の働きを抑えることにより、関節リウマチや若年性特発性関節炎に伴う関節の痛みやはれおよび全身症状を改善し、関節リウマチにおける関節破壊の進行を防ぎます。

また、キャッスルマン病に伴う全身の炎症状態、体のだるさ、貧血を改善します。

通常、関節リウマチ、若年性特発性関節炎、キャッスルマン病の治療に用いられます。



●用法・用量(この薬の使い方)

・通常、2または4週間に1回、点滴で注射します。1回の点滴時間は約1時間です。

・効果をみながら使用期間を決めていきます。

・この注射の使用前と使用期間中に血液検査、心電図検査などを行うことがあります。




●この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、鼻咽頭炎、上気道感染、高脂血症などが報告されています。

このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。



下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。

このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・からだがだるい、ふらつき、意識の低下、考えがまとまらない、判断力の低下、ほてり、顔面蒼白、眼と口唇のまわりのはれ、しゃがれ声、息苦しい、息切れ、動悸、じんましん[アナフィラキシーショック、アナフィラキシー様症状]


・かぜのような症状、からだがだるい、発熱、おう吐、息切れ、咳、のどの痛み、痛みを生じる発疹、関節の痛み、排尿時の痛み[感染症]


・発熱、から咳、息苦しい、息切れ[間質性肺炎]


・吐き気、おう吐、激しい腹痛[腸管穿孔]


・発熱、のどの痛み[無顆粒球症、白血球減少、好中球減少]


・鼻血、歯ぐきの出血、出血が止まりにくい、あおあざができる、皮下出血[血小板減少]


・からだがだるい、全身のむくみ、横になるより座っている時に呼吸が楽になる、息苦しい、息切れ、動く時の動悸[心不全]



以上

posted by ホーライ at 23:39| Comment(0) | TrackBack(0) | リウマチ治療薬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月23日

商品名:アクチバシン注1200万は何の薬?

●商品名:アクチバシン注1200万[急性心筋梗塞]

●主成分:アルテプラーゼ(遺伝子組換え)(Alteplase(genetical recombination))


●この薬の作用と効果について

血管の中にできた血栓(血の塊)に特異的に吸着し、血栓を溶かす作用があります。

通常、急性心筋梗塞における冠動脈血栓(心臓を取り巻く血管の中にできた血栓)の溶解(発症後6時間以内)に用いられます。


●用法・用量(この薬の使い方)

•通常、静脈内に初めの1〜2分は急速に注入した後、残りを1時間かけて使用します。

•この薬を使用する前に、血栓を確認するため冠動脈造影が行われることがあります。



●生活上の注意

・この薬を使用したときは、心電図の測定を継続して行います

・この薬の使用により脳出血などの重篤な出血がおこることがありますので、出血を早期発見するために、この薬を使用中および使用後は血液検査を頻回に行います。

・この薬の使用により心臓を取り巻く血管にできた血栓が溶解し、再び血液が流れることにより、不整脈があらわれることがあります。

眼の前が暗くなる、胸痛などの症状があらわれた場合には、ただちに医師に連絡してください。




●この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、血尿、穿刺部位出血、歯肉出血、消化管出血、血腫、脳出血、出血傾向、皮下出血、血栓が溶解し再び血液が流れることに伴いあらわれる不整脈などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。

このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・片側の手足のまひ、黒色便、血の混じった痰[重篤な出血(脳出血、消化管出血、肺出血、後腹膜出血など)]

・頭痛、片側の手足のまひ、意識の低下[出血性脳梗塞、脳梗塞]

・冷や汗、息苦しい、じん麻疹[ショック、アナフィラキシー様症状]

・からだがだるい、息苦しい、息切れ[心破裂、心タンポナーデ]

・めまい、動悸、胸が痛む[重篤な不整脈(心室細動、心室頻拍など)]


以上
posted by ホーライ at 02:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 血液に関連する薬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月18日

商品名:アクチオス錠200、主成分:アシクロビル(Aciclovir)は何の薬?

●商品名:アクチオス錠200

●主成分:アシクロビル(Aciclovir)


●この薬の作用と効果について

単純ヘルペスウイルスや水痘・帯状疱疹ウイルスのDNAポリメラーゼ活性を阻害し、さらにウイルスの増殖を停止させて抗ウイルス活性を示します。

通常、成人および小児においては、単純疱疹、帯状疱疹、造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制、小児においては、水痘の治療、性器ヘルペスの再発抑制に使用されます。


●用法・用量(この薬の使い方)

[成人]

単純疱疹:通常、成人には1回1錠(主成分として200mg)を1日5回服用します。

造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制:通常、成人には造血幹細胞移植施行7日前から施行後35日まで、1回1錠(主成分として200mg)を1日5回服用します。

帯状疱疹:通常、成人には1回4錠(主成分として800mg)を1日5回服用します。


[小児]

単純疱疹・性器ヘルペスウイルスの再発抑制:通常、小児には1回体重1kgあたり主成分として20mgを1日4回服用します。最高用量は1回200mgです。

造血幹細胞移植における単純ヘルペス感染症(単純疱疹)の発症抑制:通常、小児には造血幹細胞移植施行7日前から施行後35日まで、1回体重1kgあたり主成分として20mgを1日4回服用します。最高用量は1回200mgです。

帯状疱疹・水痘:通常、小児には1回体重1kgあたり主成分として20mgを1日4回服用します。最高用量は1回800mgです。


いずれも、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。



●この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発熱、発疹、水疱、紅斑、じん麻疹、かゆみ、固定薬疹、光線過敏症、動悸、頭痛、難聴、喘鳴(ヒューヒュー音)、胸痛、腹痛、下痢などが報告されています。

このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。


まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。

このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・呼吸困難、じん麻疹、動悸[アナフィラキシーショック、アナフィラキシー様症状]

・出血傾向、発熱、咽頭痛[汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少、播種性血管内凝固症候群、血小板減少性紫斑病]

・尿量減少、浮腫、口渇[急性腎不全]

・意識障害(昏睡)、幻覚、けいれん[精神神経症状]

・高熱、目の充血、唇や陰部のただれ[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]


以上
posted by ホーライ at 05:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 抗ウイルス剤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月15日

商品名:アクタリット錠100mg「マイラン」は何の薬?

●商品名:アクタリット錠100mg「マイラン」


●主成分:アクタリット(Actarit)



●この薬の作用と効果について

主として遅延型のアレルギー反応の抑制、サイトカインの産生抑制などによる抗リウマチ作用を有し、慢性関節リウマチの病態をコントロールすることにより、慢性関節リウマチの関節の痛み、腫れやこわばりをやわらげます。

通常、慢性関節リウマチの治療に用いられます。



●用法・用量(この薬の使い方)

•通常、他の消炎鎮痛剤などとともに、成人は1回1錠(主成分として100mg)を1日3回服用します。

必ず指示された服用方法に従ってください。

•飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。

ただし、次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分をとばしてください。

絶対に2回分を一度に飲んではいけません。


●この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹、かゆみ、腹痛、血尿などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。

このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

•尿量減少、全身の著明なむくみ、呼吸困難[ネフローゼ症候群]

•発熱、から咳、呼吸困難[間質性肺炎]

•鼻や歯ぐきからの出血、のどの痛み、発熱[再生不良性貧血、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少]

•全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害]

•みぞおちの痛み・圧痛、腹痛、血が混じった下痢[消化性潰瘍、出血性大腸炎]


以上
posted by ホーライ at 20:15| Comment(0) | TrackBack(0) | リウマチ治療薬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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