2014年07月03日

商品名:アカルディカプセル1.25は何の薬?

●商品名:アカルディカプセル1.25

●主成分:ピモベンダン(Pimobendan)


●この薬の作用と効果について

心筋の収縮タンパクのCaイオン感受性を増強させ、また、ホスホジエステラーゼ(PDE-III)活性抑制作用により血管を拡張して、息切れ・息苦しさなどの症状を改善します。

通常、急性心不全、慢性心不全(軽症〜中等症)の治療に用いられます。


●用法・用量(この薬の使い方)

急性心不全:通常、成人は1回2カプセル(主成分として2.5mg)を服用しますが、病態により1日2回服用することもあります。必要によりジギタリス製剤などが併用されます。

慢性心不全(軽症〜中等症):通常、成人は1回2カプセル(主成分として2.5mg)を1日2回食後に服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。

ジギタリス製剤、利尿剤などが併用されます。

いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。


●この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、動悸、吐き気、心室性期外収縮(脈の異常の一種)、低血圧、皮疹、貧血、けん怠感などが報告されています。

このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

●まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。

このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

•めまい、動悸、胸の痛み、胸の不快感[心室細動]

•動悸、息切れ、胸部違和感[心室頻拍、心室性期外収縮]

•全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]



以上
posted by ホーライ at 07:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 心臓の薬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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